11月3日(日)、栃木県佐野市の公民館で開催された田中正造大学秋期講座を聴講させていただいてきました。
田中正造のどこに私はひきつけられるのか? 受講してからの帰り道に、電車に揺られながらぼんやりと考えてみました。やっぱり、田中正造の生き方ということなのだろうと思います。田中正造に関する書籍(特に『まんが田中正造』下野新聞社刊)を読み、無念の思い、孤独、寂しさをたくさん抱えながら、活動されてきたことを知りました(詳しくは『まんが田中正造』をぜひ読んでみてください)。あのような偉大な人物でさえそうなのだから、どこの誰とも知らない私のようなものが、孤独を感じないわけはない、寂しさを感じないわけはないのだと思えるようになりました。と同時に、私のことを支えてくれている人たち、私のことを今まで育ててくれた人たちのことを感じずにはいられません。同じ日本人として、田中正造のような偉大な先輩を持つことができたことを感謝するとともに、勇気をもらうことができた、ということなのだろうと思います。
はじめは何気なく目にした昔の新聞記事で田中正造大学のことを知り、ほとんど何もわからないまま夏期講座を受講させていただきました。最近いろいろな書籍や論文等を目にする中で、一見何のつながりもなかったことが、だんだんとつながっていっているような気がしています。そのなかで、田中正造に出会えたことは、私にとってとても大きなことだったのだろうと感じています。このような勉強の機会をいただき、関係者の皆様方、どうもありがとうございました。大変勉強になりました。またこのような機会がありましたら、ぜひ参加させていただきたいと思います。
せっかく東京から佐野まで来たのだから、ということで、今回もご当地『佐野ラーメン』をいただいてきました。前回は半ライスを頼んだのですが、ラーメンがとてもあっさりしているので、今回は半ライスを半チャーハンに変えてみました。とてもあっさりしたスープなので、チャーハンとの相性はバッチリでした。最近血圧が高めの私ではありますが、とても美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
また伺える日を楽しみにしています。三代