先日、時間講師としてアルバイトをしていた学習塾を退職しました。一昨年の夏からおよそ1年半、本当は去年の夏期講習までのつもりで、お世話になりましたと餞別まで渡していたのですが、学年の途中で辞めるわけにもいかなくなってしまい、年度が替わる2月末までとさせていただきました。ときどき出会う子供たちからは、「まだいたんですか?いつ辞めるんですか?」などと、傷つくことを挨拶代わりにもらってきましたが、なんとか学年末まで勤めてまいりました(3月から新学年として始まるようです)。
私が高校から離れてから(高校を3年の4月で中退)もう30年以上たち、今まで小中高校生だったころのことを思い出すこともなかなかなかったのですが、今どきの小学生や中学生、高校生と関わる中で、私自身とても楽しかったですし、とても勉強になりました。もちろん、楽しいことばかりではありませんでしたが、子供たちからいろいろと若さやパワーをもらうことができたと思います。何よりも、自分の昔のことをいろいろと思い出し、懐かしさとともに、30年以上たった今だから理解できることも、いろいろと気付かせてもらいました。
本当は、もっといろいろと勉強のことや、そのほか諸々のことを一緒に話したかったのですが、時間が限られていたのでままならず残念です。子供たちを見ていて、その若さや可能性がとても眩しく、羨ましく思いました。皆さんの活躍を心より願っています。これからも頑張ってください。陰ながら応援しています。三代
P.S. 先日、横浜のある大学にある授業を聴講しに行く機会がありました。その大学が昔通っていた高校の近くにあったので、駅を歩いていたら、その高校の制服を着た女子高生の後ろ姿が目に留まり、無性に高校時代のことが懐かしくなりました。私が高校生だったころは紺色の詰襟で、なかなか制服を着たもの同士で街を歩くこともなかったのですが(今は男女ともにブレザーになっているようです)、もっと一生懸命に高校時代を過ごし、青春を謳歌しておけばと、つくづく思いました。勉強ももちろん大事なことでしょうが、若者には今この時を、青春を謳歌してもらいたいと心より思います。
塾で子供たちに伝えたかったけれども、伝えられなかったことを、これからちょくちょく書いていきたいと思います。