コロナウイルスの感染拡大が、なかなかおさまりをみせない中、今日日商簿記3級の試験を受けてきました。おかげさまで、なんとか無事に合格することができました。
本年1月1日より、有限責任事業組合(LLP)進化・高齢集団硏究社を立ち上げました。来年以降、確定申告をするときにLLPの財務諸表を税務署に提出しなければならないため、帳簿の作成や仕訳のしかたなど、一通り理解しておかなければならなかったのです。50歳を過ぎて、最近めっきりと計算力が衰えてきており、試験勉強でもなかなか計算が合わなくて、これで大丈夫かと少し心配でしたが、なんとか合格することが出来ました。苦労して仕訳や精算を進めていったあとで、計算がぴったりと一致した時の嬉しさはないですね。特に最近、計算力が衰えてきていることもあり、嬉しさも大きいです。経理課の人たちのご苦労と喜びを、少しだけ垣間見させていただくことが出来たと思います。
コロナウイルス感染拡大のため、入学試験や資格試験も大きく影響を受けているようですね。今日受験してきた日商簿記の試験は、コンピューター試験ということで、同時に受験する人も少人数で(そのぶん、受験することができる日程や場所に自由度がかなりある)コンピューターのモニターに出てくる問題に対して数字や文字をキーボード入力して答えていくという形式でした。なので、密になることも比較的避けることができ、またディスタンスもしっかりと取れるように配慮されているようで、その点、主催者側もいろいろと配慮してくださっていると感じました。ただ、コンピューター試験という事で、試験時間は1時間でしたが、その間中ずっとモニターとにらめっこしていなければならず、視力が衰えつつある私には少し大変でした。特に、計算機を使って金額を計算する時に、モニターから計算機に目を移さなければならず、かなりしんどかったです。最後の精算表の問題で、計算が一発であった時には、本当に安心しました。よかったです。
私はこれまで、簿記については全く知識がなく、LLPでの活動に必要のために慌てて勉強を始めました。せいぜい2ヶ月ぐらいの勉強でしたが、一応一通り勉強することができました。たぶん、簿記を勉強する一番はじめに読んだ本がとても良かったのだろうと思います。とてもわかりやすく、以後の勉強にとても役立ちました。
- 著者 浜田勝義氏 「はじめての人の簿記入門塾」かんき出版 2005年(1200円+税)
さらに私が試験勉強のために使った教科書、問題集を以下に掲げさせて頂きます。
- 著者 滝澤ななみ氏 「スッキリわかる 日商簿記3級 第11版」TAC出版 2020年(11000円+税)
- 著者 ネットスクール株式会社 「日商簿記検定 模擬試験問題集 3級 2020年度版」ネットスクール出版 2020年(800円+税)
おかげさまで、なんとか合格することができました。今後の活動に活かしていきたいと思います。どうもありがとうございました。三代