· 

歴史検定(5)日本史

歴史検定(5)日本史

 

真っさらな状態から勉強を始めることになってしまった世界史の準備が、思いのほか手間取ってしまったこともあり、結局日本史の準備は試験の2ヶ月前から始めることになりました。私は、幼い頃は日本の歴史がとても好きで、特に歴史漫画を夢中になって読んでいたくらいですから、小中学生の時には多少は自信があったのですが、しかし、大学受験の共通一次で日本史を選択した頃には、まったく勉強についていくことができず、お手上げの状態となっていました。試験の結果も、恐らく惨憺たるものだったと思います。まったく自信が持てなかったので、自己採点する気にもなりませんでした。ですので、結果については、実際のところどうだったのか、今となってはわかりません。当時は、共通一次試験の前に、すでに出願を済ませて志望校を決定してしまっており、一次の結果がわかってから志望校を決定することはできなかったと思います。なので、一次試験の結果がわかったところで、出願を済ませている以上、もうどうにもならないわけです。実際、私たちの時から国立大学をはじめて2校受験することができるようになったと思うのですが、運悪く2校とも足切りになってしまった学生も出てきてしまい、少なからず問題になっていたのではなかったかと記憶しています。まあ、いずれにしても、試験の結果を自己採点する気にもならないほどの実力だったわけです。

 

鎌倉時代や南北朝時代の、自分が好きだった人物や事件については、一応それなりの知識はあったのだろうとは思いますが、高校の日本史はそれだけではありません。特に、文化史や近現代史については、真っさらな状態でした。ここら辺は、学生が日本史を苦手にしてしまうキッカケになってしまう分野のような気がしますが、高校時代は、もうまったくお手上げの状態でした。なので、2ヶ月しか準備期間がないことに、正直慌てました。合格できないかもしれないと内心青ざめていたのですが、でも高い受験料を払っているので、何度も受け直したくはありません。一発で合格しなければなりませんでした。