松陰神社
今日、世田谷にあります松陰神社に参拝にいってまいりました。曇り空ながら、春を感じさせる暖かさで、上着はいらないくらいでした。境内の桜も散り始め、花びらがヒラヒラと舞うとても良い季節に参拝することができたと思います。尊敬している吉田松陰が祀られている松陰神社を参拝することができ、とても厳かな気持ちになりました。
これまでも、自分の過去を振り返ったなかで述べてきましたように、私はアメリカやイギリス、台湾に滞在したことがあります。それぞれの国で、日本にはない良いところがいっぱいあったと思います。例えば日本では、「長い物には巻かれろ」ですとか、「みんながそうしているから」といった、多数派、主流派による意識的、無意識的な同調圧力が目につくことも多く、うんざりしてしまうこともこれまでたくさんありましたが、やはりアメリカには日本にはないとてもダイナミックな雰囲気があったと思います。イギリスでは、特に学問の領域でとても重厚な、伝統の重みを感じてきました。台湾では、もう日本では感じられないような、懐かしい雰囲気があったように思います。日本で生活し、例えば、高齢者介護の問題ですとか、学校のいじめの問題、その他の痛ましい事件を目にするにつけ、他の国々に対する羨望ですとか、昔滞在していた時のことが懐かしく思い出されたりして、海外で生活していたあの頃は良かったなあと思うことが度々ありました。日本人を辞めて、他の国に逃亡したほうがいいのではないかと思うことも、正直ありました。でも、私が日本人であることを辞めることができなかった理由は、やっぱり、日本に生まれたことに対して、日本人であることに対して誇りを感じているからなのだろうと思います。その拠りどころは、吉田松陰のような先人が命をかけて守り築いてきた国だから、ということなのだろうと思います。私にとって日本人とは、吉田松陰をはじめとする命をかけて日本を守り築いてきた先人たちなのであり、日本とは、その先人たちが命をかけて守り築いてきた国であると考えています。今日、桜が舞い散るなか、松陰神社を参拝することができてとても良かったと思います。今まで参拝したいとずっと思ってきたのですが、なかなか叶えることができませんでした。やっと念願を果たすことができて、とても良かったと思います。 三代
桜の花が満開で、花びらが春風に舞うとても良い季節に参拝することができました。念願を叶えることができて、とても良かったと思います。
来年、良い報告ができるように、今年も頑張りたいと思いました。