社会勉強
ちょっと時間が経ってしまったのですが、5月に開催された100 km Walkに参加した際、スタート地点の小田原の近くにある格安のビジネスホテルがすべてうまってしまっていて、予約できませんでした。もちろん、少し離れたところや小田原近辺の高級な温泉旅館などはそれなりにあったのですが、1泊数千円で抑えなければならないところで、まさか大枚をはたくわけにもいかなかったので、一計を案じて、インターネット・カフェで一泊してみようということにしました。正直、生まれて初めてインターネット・カフェを利用することになりますし、次の日から24時間歩き続けることになるので、実際のところしっかりと眠れるか心配なところではあったのですが、終電を逃したビジネスマンも良く利用していると耳にしていたこともあり、これも社会勉強のつもりで、インターネット・カフェと言われるものを初めて利用してみることにしました。
私が利用したのは、全国のいろいろなところに支店がある、大きな会社が運営していたインターネット・カフェの、鍵付きの個室です。小さな個室でしたが、一面にマットレスが敷いてあり、十分に足を伸ばせるだけのスペースがありました。そうはいっても、何時間もぐっすりと眠れるだろうとは期待もしていなかったのですが、やっぱり、次の日のこともあって緊張していたせいか、3時間ぐらい仮眠できた程度だったと思います。あまり良く眠れませんでした。でもまあ、いつも大体こんなものなんですよね。これまでマラソン大会に参加してきて、前日にぐっすりと眠れたことなんてなかったと思います。だから、まあ3時間程度の仮眠でも十分だったのかもしれません。
そんなだったので、せっかくインターネット・カフェを利用しているのだから、ただ横になっているだけではもったいないと思いました。なので、読みたいと思っていたコミックを何冊か部屋に持ってきて、寝転がりながら読みふけったのですが、これがとても良かったのです。個室で、自分が読みたい本やコミックに、時間が許す限り浸ることができるなんて、なんて幸せなことなのだろうと思いました。そんなこと久しくなかったので、とても嬉しくなりました。このときに読んだコミックについては、また別の機会に報告したいと思います。
インターネット・カフェの人気の理由の一端を垣間見れたような気がしました。 三代