· 

介護支援専門員(5)介護支援専門員実務研修

介護支援専門員(5)介護支援専門員実務研修

 

 第20回東京都介護支援専門員実務研修は、日程や研修会場、通学コースか通信コースかによって、いくつか日程が異なっていましたが、私の場合は、通信コースとなり、DVD視聴による事前学習を含めて、2018(平成30)年1月から3月までの、3か月に渡って行われました。前期と後期に分かれ、前期と後期の間の1か月ほどの間に、3日間の介護支援事業所での実習が行われ、実習指導者の後ろに従ってケアマネジメントの実際を学びながら、課題となっていたケアプランを作成して、後期の研修に備える期間とされていました。前期、後期ともに、自宅でのDVD学習によるレポートの作成が3回ずつあり、それだけでなく、実際に会場に足を運んでケアマネジメントに関する演習を重ねる日が5日間ずつありました。ケアマネジメントの基礎技術に関する介護支援事業所での実習を除いて、トータルすると87時間に及ぶ研修ということになります。研修にかかる膨大な時間だけでなく、研修の受講料も、研修テキスト代などを含めて52,800円にもなり(2018年当時)、少なからざる費用が必要となりました。

 

やはり、この研修のメイン・イベントは、介護支援事業所での実習であり、実際に実習指導者であるケアマネの後ろにくっついて利用者のお宅に伺い、実習指導者と利用者との間でどのようなケアマネジメントが行われているのか、その実際を学ぶとともに、実習指導者を相手にしたロールプレイの中で、ケアプランの作成過程を学ぶことにあったと思います。私が配属された実習先である介護支援事業所は、住んでいる実家からも比較的近くにあるところだったので、必ずしも馴染みがあるというわけではなかったのですが、それでも比較的見慣れた風景の中で移動したりできたので、あまり緊張することがなく、その点では良かったと思います。

(続く)