抵抗性のおはなし
昨年の夏ごろから、高校を中退して以降の自分の人生について、主に研究生活について振り返ってきました。私も、一応研究者の端くれとして論文等を執筆してきましたので、それらについて振り返っておくことは、今後、有限責任事業組合 進化・高齢集団研究社として、高齢者介護の進化遺伝学的な研究活動を行なっていくためにも必要なことだったわけですが、このことについてブログの中で今まで述べてきたことをまとめてみますと、A4用紙で500ページ以上になります。今後、書籍として出版できる道を探っていこうと考えていますが、その前に、インターネット上でのブログでの公開という、半ば一方通行的なあり方ではありましたが、読者からのご批判にはオープンであり、むしろ大歓迎であるという姿勢は示してきたつもりです。現在校正の段階に入っており、注釈や引用文献の整理をしています。これが結構面倒でして、なかなか思うようには進んでいないのですが、できれば今年中の刊行を目指して頑張っています。また完成した暁には、ご報告させていただきたいと思います。
実は、昨年中に公開してきました、殺虫剤抵抗性の研究に関してブログの中で述べてきたことを中心に書籍としてまとめるつもりだったのですが、いろいろな方々に原稿を読んで頂いて、介護をやっていた時のことはどうなったのかというご指摘をいただき、急遽、台湾から帰国した後のことを今年になってから書き足し始めました。結局今までかかってしまい、ページ数もかなりのボリュームになってしまいました。しかし、自分自身の人生について振り返ることができ、とてもよかったと思います。今後の高齢者介護の研究事業のためにも、とても良い機会になりました。
このブログを、私自身日本語で執筆してきましたが、ご覧いただいているのは、必ずしも日本人だけではないようで、読者の半数近くはアメリカでご覧になっているということでした。アメリカに留学した日本人の可能性がなくもないのですが、日本語で書かれた記述を海外の方々がどのようにして読んでくださっているのか、私自身興味があるところです。それと同時に、これまで書いてきたことを、できれば英語でも表記できればいいのになあとも私自身思っています。しかし、私の英語力もだんだんと衰えてきてしまったので、これまでのことを英語に翻訳することは、なかなか難しいかなあとも思います。まあ、時間を見つけて、少しずつ英訳に取り組めればいいかなあと今の段階では思っています。しかし基本的に、論文は英語だったので、海外の方々には、ぜひ直接論文を読んでいただければいいなと思います。
長文、乱文にも関わらず、お付き合いくださり誠にありがとうございました。ご批判やご質問がございましたら、メール等でご連絡ください。大歓迎いたします。書籍化できた暁には、また改めてよろしくお願いいたしたいと思います。どうもありがとうございました。
三代
これまで長い間お付き合いくださりありがとうございました。今後も、高齢者介護の進化遺伝学的研究事業の中で得られた知見は、本ブログ上において公開していきたいと考えています。ご意見やご質問、ご批判等がございましたら、ぜひご連絡ください。よろしくお願いいたします。 三代