英語の勉強 22ー英語力向上のためにおこなってきたこと 13

英語の勉強 22ー英語力向上のためにおこなってきたこと 13

 

ということで、英語の勉強のために、カラオケで実際に大きな声を出して英語の歌を歌うことに決めたのですが、でも私が最後にカラオケで歌を歌ったのは、確か、筑波大学の博士課程に進学したはじめの頃、研究室の先輩に連れ回されて歌いにいったのが最後だったと思うので、もう20年以上前の話になります。今から30年以上前の大学生の頃であったならば、私も酔っ払って、クラスメイトと一緒にマイクを離さなかったこともあるくらい、多少はカラオケに馴染みがあったのでしょうが、最後にカラオケ屋にいったのがもう20年以上前ということで、さすがに私も不安だったので、少しリサーチが必要でした。別に一緒に歌ってくれる友人などいませんから、一人でもカラオケで歌うことができるのかや、料金のこと、時間制限のこと、どこにあるのかなど、いろいろと調べてみなければなりませんでした。

 

今は、昔とはだいぶ変わってしまっているようですね。1人用のカラオケのスペースがあったり(一人カラオケ、略してヒトカラと言われているようです)、午前中であれば部屋代がかからずドリンクをオーダーするだけで何時間でもフリーで歌うことができたり、昔とはいろいろと様変わりしているように思いました。それでもやっぱり、一人でカラオケで歌っていても、何も怪しまれることがないのは、とてもいい文化だと思います。誰に気兼ねすることもなく声を張りあげることができるのは、何にも変えがたい、エネルギーの発散法になるように思いました。

 

一人でカラオケ屋に入り、アイスコーヒーをオーダーして、およそ1時間半歌い続けてきました(料金は、飲み物代のみの税込418円)。上を向いて、大きく喉を開きながら、大きな声を出して英語の歌を歌ってきました。自分の部屋で歌う練習をしてきた10曲足らずの曲を、なんども繰り返し歌ってきました。まず、大きな声を出して歌うことができて、やっぱりとても気持ちがよかったです。歌を歌うことは、やっぱり楽しいのですね。特に洋楽だと、楽しさや気持ちのよさは倍増するように思いました。そして、実際に大きな声を出して歌を歌っていると、やっぱり普段の練習とは違って、いろいろと勝手が違うのに戸惑うこともありました。カラオケの音量が大きすぎたり(普段は、周りの迷惑にならないように音量を抑えて練習しているので)、音程も少し違っていたりして、普段の練習通りにいかないことも多々ありました。それでも、完コピを目指して覚えてきた曲を、しっかりと歌い切ることができて、自信にもなりました。まあ初めての洋楽のカラオケ特訓にしては、上出来だったように思います。ちなみに、完コピを目指して練習してきた曲は、私がアメリカに留学する前に日本でもヒットしていた(という記憶があるのですが)、4 Non Blondes の「What's up?」です。当時、メロディーがとても好きで、気になっていましたが、でも歌われている歌詞の内容まで聞き取ることはできませんでした。でも、30年近く経った今、大きな声を出してこの歌を歌っていると、とてもスカッとした気分になります。この歌と出会い、そして覚えることができて、とてもよかったと思います。

今回、英語の勉強のためにカラオケ屋で歌うことにしたのですが、我慢できずに、思わず日本の曲も歌ってきました。L<->R の「Knockin' on your door」とThe Boom の「風になりたい」です。どちらも私がアメリカに留学中にヒットしていた曲だったので、当時、実際に耳にしていたのはごく一部分だけだったのですが、最近なぜか気になって、YouTubeなどで調べて実際に聞いてみて、改めていい歌だなあと思ったのでした。今回、実際に歌うことができて、とても懐かしいと言いますか、念願がかなったような気がしました。

1時間半という、私にとってはとても長時間に渡って、大きな声を張りあげることができ、とても満足した気分になることができました。また英語の勉強のために、定期的に、一人でカラオケ屋に来ようと思いました。いろいろな意味で、とてもいい勉強になりました。