翻訳作業 10日目

翻訳作業 10日目

 

今日は、段落が少し長いので、半分に分けたいと思います。私は、この段落の前半において、殺虫剤抵抗性の発達過程を大まかにまとめて、以下のように記述しています。

 

殺虫剤抵抗性の発達、すなわち害虫が殺虫剤を散布されても死ななくなっていく現象は、集団内にごくまれに存在していた抵抗性遺伝子が、集団内で頻度を増加させていく現象として理解されています。殺虫剤を散布されると、抵抗性遺伝子を持たない、殺虫剤に対して感受性である個体は死亡していき、抵抗性遺伝子をもつ個体が多く生き残り、生き残った個体同士で繁殖し、子孫を残していくために、抵抗性遺伝子の頻度が集団内で上昇し、殺虫剤に対して抵抗性の個体の頻度が増えていくというわけです。(三代、2021、p.1)

 

ここは比較的客観的な記述なので、Google翻訳も納得できる翻訳を出してくれていましたが、私の日本語の文が長すぎるため、少し難解な文章になっていました。そこらへんを修正して、以下のような英訳としました。

 

The development of insecticide resistance, the phenomenon in which pests do not die even if they are sprayed with insecticides, is considered to be a phenomenon in which rare resistance genes that had already existed within a population increase in frequency within the population. When insecticides are sprayed, individuals susceptible to insecticides that do not have resistance genes die, and more individuals resistant to insecticides that do have resistance genes can survive. In response to the insecticide application, the surviving individuals with resistance genes mate with each other and produce offspring. Consequently, the frequency of resistance genes increases in the population, and the frequency of individuals resistant to insecticides increases.

 

この英訳をまたGoogle翻訳にかけてみたところ、概ね納得できる日本語訳が得られたので、これで良しとしたいと思います。