翻訳作業 16日目
皆さんはお盆休み、どのように過ごされましたでしょうか。お盆休みも終わって、私もアルバイトがだんだんと忙しくなってきたので、これから思うように作業していけないかもしれないのですが、ぜひ皆様にこの翻訳の過程を見ておいていただきたいので、これからもできるだけ続けていけたらと思っています。やっぱり、日本語の文章をただ自動翻訳にかけただけでは、私の考えていることは英語で適切に表現されていないと思いますし、これまでも述べたように、全く意味が逆になっていることもあったので、それほど簡単な話ではありません。
今回から新たな節に進みます。イギリスでお世話になったブライアン・チャールズワース教授のもとでどのようなことを研究してきたかについてまとめています。私は以下のように記述しています。
老化の進化
筑波大学進化遺伝学研究室の小熊讓教授のもとで殺虫剤抵抗性の遺伝学的研究を行った後、スコットランドにあるエジンバラ大学のBrian Charlesworth教授のもとで、約3年半の間、老化の進化について研究させていただきました。Charlesworth教授はそれだけではなく、分子進化から生活史進化までの幅広い分野の様々な課題について、理論的、実験的な様々なアプローチを用いて研究されています (Charlesworth, 1994; Charlesworth and Charlesworth, 2010)。そのなかで、生物にとって明らかに有害である“死”が、なぜ、どのようにして生物が進化してくる過程のなかで進化してきたのかについて、Charlesworth教授は長年取り組まれてきました。(三代、2021、p. 3)
今回も、Google翻訳を主体にしていますが、ChatGPTからのアシストを大幅に取り入れて、以下のような英訳を得ました。
Evolution of senescence
I conducted my PhD research on genetic variation in insecticide resistance, supervised by Professor Yuzuru Oguma in the Laboratory of Evolutionary Genetics at the University of Tsukuba. After that, I conducted postdoc research on the evolution of senescence for about three and a half years under the guidance of Professor Brian Charlesworth at the University of Edinburgh in Scotland. Apart from this subject, Professor Charlesworth has also engaged in extensive research spanning a diverse array of topics from molecular evolution to life history evolution, using various approaches, encompassing not only theoretical but also experimental methodologies (Charlesworth, 1994; Charlesworth and Charlesworth, 2010). Among them, Professor Charlesworth has worked for many years on why and how “death” evolved in the evolutionary process of organisms, which is obviously harmful to living things.
確かに、ChatGPTの英訳は簡潔で、とても洗練されていると思うのですが、昨日も述べたように、もう私の英文ではなくなってしまいます。文章もとてもコンパクトでわかりやすく、語彙も豊富で今まで使ったことがない単語であふれています。ですので、まったく他の人が書いた文章であり、もはや私の日本語の著書の英訳ではなくなってしまいます。自分の日本語のブサイクさは、やはり英訳の中でもしっかりと伝えなければならないと思うので、私の英訳の中の awkward なところは、私の日本語のブサイクさを表したものとお考えください。