翻訳作業 36日目
本日は、次の段落に進みます。私が介護の現場でずっと感じてきたことを述べているのですが、私は以下のように記述しています。
自分の祖父母に対するような、いわば郷愁のような感情を抱きながらも、それと同時に、年長者である高齢者たちが持つ圧倒的な重みを感じながら、介護の現場で働かせていただいてきました。私が介護職をしていた時の仕事の内容を、一例としてまとめさせていただきました(Box 1-1)。あくまでも一例であり、多少の差はあるでしょうが、どこの施設もだいたいこんな感じの仕事内容なのだろうと思います。介護職として働かせてもらいながら、私が一番感じていたことは、介護保険制度としての介護の限界でした。(三代、2021、p. 12)
ここでは、高齢者たちが持つ”重み”をどのように英訳するかで苦労しましたが、以下のような英訳を得ました。
I worked in the elderly care workplaces, with feeling nostalgia for my own grandparents, but at the same time, with feeling the overwhelming atmosphere the elderly possessed. As an illustration, I have summarized the details of my work when I was a caregiver (Box 1-1). This is just one example, and there might be some variations. Nevertheless, I believe that the nature of work in any facility is generally similar. What struck me the most during my time as a caregiver was the limitations of elderly care within the framework of the Long-Term Care Insurance System.
これから、私が介護の現場で働いていく中で感じたことを率直に記述していくことになります。もちろん、実際に介護の現場に立たれて、違うことを感じている方もいるでしょうし、実際に家族の介護をしていくなかで、いろいろな感情を抱いた方もいると思います。ぜひご意見を伺うことができればと思います。