翻訳作業 第3日目
今日は、昨日と同じ段落の続きです。これまで高齢者介護の勉強をしてきましたが、イギリスやアメリカなどの海外の論文を読んでいくなかで、海外の研究者が書いている論文の中で日本の高齢者介護のことが話題になっていることが、あまりなかったように思います。私は高齢者介護の現場で、ワーカーとして実際に働いてきましたが、日本の高齢者介護の現場にはいろいろな問題があると思う一方で、取り組みとして面白いと思えるようなこともたくさんあったと思います。それらが海外の研究者によって海外の雑誌の中でまったく触れられていないことが、とても残念に思っていました。お互いに学べるところがあるだろうに、そのような機会がほとんどないように思います。私は本文の中で以下のように述べています。
その理由の一つは、この問題に関して、日本の研究者が英語で論文を書き、海外の雑誌に投稿することがあまりなかった、ということがあるのではないかと思います。興味もあるし、注目もしたいのだけれども、如何せん情報が少ないために、これまで海外の研究者の間で話題にも上らなかったのではないでしょうか。日本語で書かれた論文は、海外の研究者に注目されることはまずないと考えていいと思います。なぜならば、単純に、日本語を理解することができる外国人はあまりいないからです。私は、高齢者介護の問題に関する論文をこれまで3本発表してきましたが、これらのことがあるために、すべて英語で海外の雑誌に発表してきました。殺虫剤抵抗性やショウジョウバエの遺伝学の論文とは用いる専門用語も全然違い、論文を書いていてとても苦しい思いをしてきましたが、それでも、世界中の多くの人々の目に止まることができればと思い、拙い英語にもかかわらず英語で論文を書いてきました。(本文 p. 120。段落は続きます)
日本人にとって、英語で文章を書くことは、とても苦しいことだろうと思います。私も50歳を過ぎましたが、いまだに英語の勉強をしています。ですが、AIによる自動翻訳技術によって、この垣根がだいぶ低くなったように思います。まだ手放しでこの技術に頼ることはできませんが、それでも大いに助けられているところがあります。以下のような英訳を得ることができました。もちろん、最終的なチェック及び判断は、私の責任において行っています。
I believe one reason for this is that Japanese researchers have not frequently written papers on this issue in English and submitted them to overseas journals. While overseas researchers may be interested in this topic and would like to pay attention to it, the lack of information from Japanese researchers has likely contributed to the issue not being widely recognized among overseas researchers so far. I believe it is safe to assume that papers written in Japanese are unlikely to attract the attention of overseas researchers. This is simply because there are not many foreigners who can understand Japanese. While I have published three papers on issues related to elderly care, I opted to publish them all in English in overseas journals for these reasons. The technical terminology used in these papers was entirely different from that in papers on insecticide resistance and Drosophila genetics, making the writing process quite challenging. Despite facing difficulties, I have written these papers in English with the hope that they would reach the attention of people around the world, despite my proficiency in English not being perfect.
ライティングに関しては、だいぶ助けられていますが、今後はスピーキングについても、この技術を活用できるようにしてきたいと思います。まだまだ勉強しなければなりません。三代