翻訳作業 後期第46日目(『高齢者介護の進化遺伝学』英語翻訳作業 最終回)
本日は、拙著『高齢者介護の進化遺伝学 なぜ私たちは年老いた親を介護するのか?』の最後の部分になります。私は、本文 140ページの中で以下のように述べて、この本の最後の部分を締めくくっています。
私が20歳だったあの当時から、もう30年以上も過ぎ去ってしまっていたことを改めて感じますとともに、時間の流れの無情さを寂しく思います。私のことをこれまでかわいがってくださった方々のことを、最近よく思い出すようになりました。たまらなく会いたくなると同時に、もうこの世では会うことができないのだと寂しく思うことが近頃多くなってきました。私もそういう年齢になってきたということなのだろうと思います。中年をもうとっくに過ぎ去ってしまった私が、これからどれくらいのことができるかわかりませんが、両親や祖父母をはじめ、私のことを教え導いてきてくださった多くの方々に報いることができるように、これからも頑張っていきたいと思います。
最後になりましたが、建設的なご批判やご示唆を多くの方々からいただけることを楽しみにしております。最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
三代 隆洋
有限責任事業組合 進化・高齢集団研究社
takahiro_miyo@hotmail.com
今日で最後の部分になりましたが、最後までお付き合いくださった皆様には感謝以外ありません。最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。皆様からご批判をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。皆様への感謝の気持ちを込めて、最後の部分を以下のように英訳しました。
I am reminded once again that more than 30 years have already passed since I was 20 years old, and I feel a sense of loneliness regarding the heartlessness of time. Lately, I find myself frequently recalling those who have cared for me. Recently, I have encountered many situations where I irresistibly wish to see them again. However, at the same time, I feel a sense of loneliness, knowing that I cannot meet them again in this world. I suppose that means I have reached that age as well. I am already well past middle age, so I do not know how much I will be able to do in the future, but I hope to repay the many persons who have taught and guided me, including my parents and grandparents. I would like to continue doing my best.
Last but not least, I look forward to receiving constructive criticism and suggestions from many readers. Thank you very much for reading to the end.
Takahiro Miyo
Limited Liability Partnership Association for Evolutionary Research on Aging Populations
takahiro_miyo@hotmail.com
Google翻訳やChatGPTでのAI自動翻訳によって、英訳がかなりスムーズにできたと思います。私のようにボッチで一人黙々と作業をしていると、どうしても批判を受けることがないので、自分では最善だと思っていても、どこかしら誤っているところがあり、自分一人の力では、どうにも限界を感じざるを得ませんでした。これまでの私の論文は、すべて英語で書いてきましたが、投稿する前には、エジンバラでお世話になっていた教授に読んでいただき、大変貴重なご批判をいただいてきました。今回、翻訳するにあたり、AI翻訳機能を利用して、ほぼすべての英文で、一文一文、AIによる批判やサジェスチョンを受けています。改めて、自分の英文の読みにくさを思い知らされるとともに、エジンバラでお世話になっていた教授には、私の英語でだいぶ困らせてしまっていたのではないかと、申し訳ない気持ちになりました。AI技術の発達によって、私の英語も少しは進歩させることができたと思いますし、そうであって欲しいと心から願っています。
現在は、それぞれのページの体裁を整えたり、図表を英語版に修正したりと、結構細かい作業でイライラすることが多々あります。春までには終わらせたかったのですが、エジンバラでお世話になっていた教授に私の英訳の一読をお願いしたいと思っていますし、まだまだ完成には程遠いです。さらには、『抵抗性のおはなし 学校に居場所のない君たちへ』の翻訳にもとりかかりたいので、あまりのんびりもしていられませんが、慌ててもしょうがないので、まあ、納得がいくまで、作業を続けていきたいと思います。
ひとまず、『高齢者介護の進化遺伝学 なぜ私たちは年老いた親を介護するのか?』の翻訳は、メイン・テキストである本文については、ゴールに辿り着くことができました。最後までお付き合いくださった皆様、どうもありがとうございました。ぜひ、ご批判をいただければありがたいです。また、『抵抗性のおはなし』の翻訳作業も、できるだけ公開していければと思いますので、その折にはお付き合いいただければと思います。どうかよろしくお願いいたします。 三代